hama-matcha’s blog

思ったことを書き残すモノ

俺の初インターンがこんなに忙しい訳がない。

〜はじめに〜

今回始めてブログを書きますhama-matchaです。いきなりなんですが、ブログを書こうと思ったのがインターン先の人に「アウトプットは早いうちに絶対したほうが良いよ!」と教えられたので書いてみようと思いました。

 

そして、今回行ってきたインターン先はエウレカのサマーインターンです。

 

 〜Welcome Party〜

自分はAIエンジニアとして参加しました。

印象的だったのがメンターさんの紹介時に「AIチームの人達は脳死するほど考えてもらいます」みたいなことを言われたことです。「初インターンでヤヴァイしねるな!」っと思いつつ、半分打ち解けるために冗談なのかな、っと思ってその時は聞いていました。

 

〜一週間目〜

一週間目の課題は青空文庫の文章データを渡され「一週間で分類またはクラスタリングのモデルを作ってね」という課題でした。ここで一番の課題が前処理の難しさを知ることが出来ました。この週はとにかく動くものを要求されたので、先に少量のサンプルデータで動くモデルをつくりその後データの特徴量選定と適切なパラメータを探す作業をしました。

 

〜二週間目〜

 二週間目の課題は「よりよい自己紹介とは?」と抽象度の高い問いかけをされ、チーム全体で課題を設定し問題を解決するというチーム課題でした。ここでは最初の課題設定を少しでも見誤ってしまうと、ユーザのことを考えない自己満足な作品が出来てしまう難しい課題でした。この課題からは、チーム開発における課題設定の背景を、データで証明しつつ開発していくことが非常に重要だと思いました。

 

 ここで大きく学べたことはSQLでした。普段はデータがほとんど無く、自分で作ってSQLを操作するのは、コストがかかりしなかったのですが、企業が貯めた大量のデータを見ながら、クエリを叩くのは気持ちがよく勉強になりました。

 

〜二週間の講義を通して学んだこと〜

 このインターンではほぼ毎日業務内に講義が入っていたので、印象に残った部分を自分の経験と混ぜつつ書いていこうと思います。

 

 理論を考えることは大事だがまずは手を動かして動くものを作るは二週間ずっと持ち続けた考え方です。どうしても理論をしっかり構築しないと動けないことがあるので、まずは小さく理論を考えて小さく作って動かすが大事でした。これを繰り返すと自分の中の「考える -> 作る」が早くなり結果的に同じ期間内でも大きな成果を出せるようになっていくと感じました。

 

 モノづくりにおいて重要なのが作り込む熱と第三者人たちの意見です。これは、相手に自分のアイデアを伝えるとき、必要となります。インターン中、欠けていたのは第三者たちの意見でした。二週目の課題においてチーム全体の熱はあったのですが、課題の軸となる部分の裏付けが客観的に判断していなかったため、スライドでまとめた際にツッコミどころの多い資料となってしまいました。いくらスライドを見やすくしても、この部分は隠せないのでしっかりと考える必要があります・・・(一敗)

 

 時間計画をちゃんと立てようは大雑把にすると後でデスマになります(一敗)。時間計画を緻密に立てることは難しいですが、時間管理のマトリックスを使って、本当にその実装は必要なのかどうか。これを決めることは大事です。余談ですが時間管理はみんなが常に見えるところに置きましょう。ホワイトボードとかのアナログ系が良いです。デジタルだと失敗があったので・・・

時間管理のマトリクス図

f:id:hama-matcha:20180916160632p:plain

 狭い意見に固執せずたまには広い意見を取り入れてみようは二週目の課題で取り入れるべきだと強く感じました。機械学習において目的のデータは多ければ多いほど、良いのですが、条件を強く固定するとデータ数がとても少なくってしまいます。こうなってくると、自分たちが作ったモデルが悪いのかどうか、またはデータの前処理が間違っているのかが、判断ができなくなります。なので広い意見を取り入れてデータ数を多くすることがとても良いです(一敗)。

 

 専門用語をちゃんと理解して一般の人たちにも聞きやすいスライドを作るは発表時に意見を頂いて初めて気づけたことです。情報系に3年も接していると専門用語ってとっても多くなりますよね?同じ界隈の人と話をするときにはとても便利なのですが、一般の方と話をするときは、全く通じずストレスが貯まりますよね?自分の経験上聞いている方もストレスがたまります。これではお互いに苦しいだけなので、言葉を選ぶのが大切です。と言っても自分は一昨日理解したばかりです。なので専門用語はなるべく通常の言葉に落とし込む練習が必要ですね・・・。落とし込みの深追いは禁物ですが、自分の分野ではしっかりとやらないと専門用語のオンパレードなので、同じ道の人は一緒に頑張りましょう!?

 

 インプットしたらアウトプットを早くしようはまさに今ブログ書いてることですね。感じたことや経験したことを言葉としてどこかに落とすことが大事です。情報学生は常にこれをし続けるべきだと今更ながら気づかせてもらいました。「考える -> 作る -> 評価」をやるべきなんですが、大学生だと他のことなどで期間がじわじわと伸びてしまいがちです。なので長期休暇でやるのが一番良いです。ある人はまだ一週間あるはずなのでやってみてください!(でも無理はだめです)

 

〜最後に〜

 

 一気にまとめてしまったので文章量がとんでもないことになりました。これも良くないですね(一敗)。それと、書き忘れてましたが、失敗はたくさんアウトプットしてほしいです。失敗学という本すら出るほどなのでぜひぜひ。

 

大学では味わえない超短期開発が出来ました!評価もたくさん頂いてありがとうございます。作って、結果を見て、発狂してのサイクルでした!講義は大学の話よりリアルがありすぎて、聞いてるだけで楽しかったです。なのでやっぱり一言でまとめると

俺の初インターンがこんなに忙しい訳がない。

 

f:id:hama-matcha:20180916160916j:plain

言えたぜ!(終)